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アンタレス周辺
 
散光星雲 antares
さそり座
                
視直径: 光度: 

撮影メモ さそり座アンタレス周辺を28mmレンズにHαフィルターを使用して撮影し、HαHαGB合成しました。
月齢6の月明かりの影響も多少有りましたが、アンタレス南側の星雲もどうにか撮影できました。このさそり座τ星を中心とする星雲には番号が有りません。(Sh2カタログにもないようです。)
アンタレスα星を取り巻く星雲はIC4606、その西側σ星を中心とした星雲はSh2-9(視直径80′)です。
さらに西側(右上)δ星を取り巻く星雲がSh2-7(視直径240′)、その南側(右下)π星を取り巻く一回り小さな星雲がSh2-1(視直径160′)です。
この周辺は青や黄色の反射星雲が入り乱れていますが、Hαフィルターを使っているため赤色の散光星雲(発光星雲)のみが写ります。
また東側に複雑に伸びる2本の暗黒星雲が目を引きます。(視野角は794’x600’)

フルサイズの大きい画像はこちらです。(Full size image is here)
撮影データ SIGMA 28mm F1.8 U ASPHERICAL AF
Hα=F2.4、GB=F2.8
ビットランBJ32L冷却CCDカメラ
Hαビニング無し、GBビニング2×2、冷却温度−15度
Hα=15mx4,G=3m,B=3m(Hαフィルター、LRGBフィルターtypeU使用)
撮影日:2008年05月11日23時52分〜24時53分(Hα)
     2008年05月11日23時36分〜23時43分(GB)