Close
Gum 12
超新星残骸 The Gum nebula
とも座
                
視直径:  光度: 

撮影メモ とも座からほ座に広がる南天の散光星雲です。単に「ガム星雲」とも呼ばれています。
Gum12は直径30°にも及ぶ巨大な星雲で260万年前の超新星残骸とされています。
とも座のζ星とπ星の間の特に星雲の北西部の輝度が高い部分を85mmレンズにHαフィルターを使用して撮影し、HαHαGB合成しました。
撮影時期が遅くなりHα画像を6枚しか撮影できませんでしたが、この頃にしては透明度が良かったせいかまずまずの写りになりました。この星雲のごく一部分しか入っていませんが、全体像は無理としても日本からも十分に狙えると思います。(視野角は263'x198')

3/13に撮影した画像との合成画像はこちらです。(50%縮尺)

フルサイズの大きい画像はこちらです。(Full size image is here) 
撮影データ PENTAX FA☆85mmF1.4[IF]
Hα=F2.8、GB=F4.7
ビットランBJ32L冷却CCDカメラ
Hαビニング無し、GBビニング2×2、冷却温度−20度
Hα=10mx6,G=3m,B=3m(Hαフィルター、LRGBフィルターtypeU使用)
撮影日:2011年03月31日19時30分〜20時30分(Hα)
     2011年04月01日19時49分〜19時56分(GB))