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Gum 17
Gum12〜23
散光星雲(e)  
ほ座
                
視直径:  光度: 


撮影メモ ほ座に広がる南天の散光星雲群です。
50mm標準レンズにHαフィルターを使用して撮影し、HαHαGB合成しました。
低空のためどの程度写るか心配でしたが、透明度が良かったせいもあり標準レンズでも意外なほど良く写りました。撮影時の高度は視野下端で5度前後です。
Gumカタログの番号を入れてみました。(視野角は336’x444’)
たくさんのGum星雲が写っていますが、最も目立つ星雲がGum 17(RCW33)です。その北西にGum 15(RCW32)、Gum 14(RCW27)の一部分と続きます。
それからGum 20(RCW36)やGum 22&23(RCW38)などもう少しアップでねらってみたい特徴的な星雲も見えます。
またこのあたりで直径30°にも及ぶ最大の星雲がGum 12で、単に「ガム星雲」と呼ばれるもので、ここではその一部分のみが写っています。

その他Gum 18(RCW35)、Gum 19(RCW34)、Gum 21なども入っていて、大変にぎやかな領域です。
撮影データ PENTAX M 50mmF1.4
Hα=F2.8、GB=F3.4
ビットランBJ32L冷却CCDカメラ
Hαビニング無し、GBビニング2×2、冷却温度−20度
Hα=10mx6,G=2m,B=2m(Hαフィルター、LRGBフィルターtypeU使用)
撮影日:2009年01月28日23時43分〜24時44分(Hα)
     2009年01月28日25時33分〜25時38分(GB)