M42
NGC1976 【Sh2-281】
散光星雲(e) Orion nebula
オリオン座
  
視直径:66'【60'】
    
光度:4.0等 

  

 

撮影メモ
オリオン大星雲をEOS 6DとGS-200RCを使用して撮影しました。
フルサイズの撮影では周辺減光、光害による色むらなどが多く出てしまうので、きちっとしたフラット処理が求められます。いろいろ試行錯誤の末ようやく見られる画像になりました。
1枚目はRC0.75x Reducer/Flattener (F6)ですが、周辺で星像が悪化しています。
原因は特定出来ていませんが光軸修正をやり直しても結果は変わらないので、カメラのセンサーのスケアリングが影響しているのかも知れません。
(視野角は101'x67.5')

2枚目は等倍フラットナー(F8)で星像は問題ないものの、カメラマウントがM42仕様のため四隅の周辺減光が大きいです。ステライメージのセルフフラット補正処理で目立たなく出来ましたが、本格的に撮影していこうとすれば、やはりM48仕様のField FlattenerUを使用する必要がありそうです。あと輝星によるゴーストも気になるところです。
(視野角は75.8.'x.50.6')

1枚目の原版の約1/3の大きい画像はこちらです。(Large size image is here)
2枚目の原版の約1/3の大きい画像はこちらです。(Large size image is here)
撮影データ Kasai GS-200RC
Kasai RC0.75x Reducer/Flattener fl.1218mm F6(1枚目)
Kasai ED屈折用 Field Flattener    fl.1624mm F8(2枚目)
EOS 6D HKIR改造
OPTOLONG CLS-CCD Filter
3mx20 ISO-3200 NR-OFF ノートリミング(1枚目)
3mx11 ISO-4000 NR-OFF ノートリミング(2枚目)
RStacker, Stellaimage8
撮影日:2019年02月24日 20時26分〜 21時29分(1枚目)
     2019年03月08日 21時03分〜 22時00分(2枚目)