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S147
【Sh2-240】

超新星残骸 Simeis 147  
おうし座
  
視直径:200′x180′
     【180'】
光度:

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撮影メモ おうし座からぎょしゃ座にかけて広がる超新星残骸ですが、非常に淡いために撮影の最も困難な対象の一つです。
Hαフィルターを使って85mmレンズで撮影しHαHαGBでカラー合成しました。
1952年ロシアのシメイスにあるクリミア天体物理観測所で発見されたもので、複雑なフィラメント構造が見事な星雲です。
多少薄明が残っていたのと月明かりの影響でコントラストが落ちましたが、透明度が良かったのでわりと良く写り星雲のほぼ全体像が撮影できました。
シャープレスカタログではSh2-240で、サイズは180’となっています。(視野角は262'x198'です)

Hαのみの画像はこちらです。(Only Ha image is here)
撮影データ PENTAX FA☆85mmF1.4[IF]
Hα=F2.8、GB=F4
ビットランBJ32L冷却CCDカメラ
Hαビニング無し、GBビニング2×2、冷却温度−20度
Hα=20mx6,G=5m,B=5m (Hαフィルター使用、LRGBフィルターtypeU使用)
撮影日:2003年01月08日18時12分〜20時33分(Hα)
     2003年01月08日20時39分〜20時50分(GB)