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リニア彗星
  
C/2002 T7  Comet LINEAR  
撮影データ共通
 
BORG 76ED(7.6cm屈折fl500mm)
レデューサー使用(F4.1:fl315mm)
ビットランBJ32L冷却CCDカメラ
Lビニング2×2、RGBビニング2×2
LPS−P1フィルター使用
モノクロ画像はこちら

2004年06月16日
20時11分〜20時33分
L=1mx16,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−12度
  光度:8.5等
  
3日前に比べると透明度も落ちましたが、一段と暗くなったようです。
リニア彗星も長い間楽しませてくれましたが、そろそろ見納めです。
 
2004年06月13日
20時20分〜20時42分
L=1mx16,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−12度
  光度:8.1等
  
梅雨に入ってから久しぶりに撮影できました。
8日前に比べるとかなり暗くなりましたが、低空まで透明度が良かったので尾も良く写りました。
予想光度よりは明るい感じがします。
 
2004年06月05日
20時10分〜20時37分
L=1mx20,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−12度
  光度:6.8等
  
2日前に比べて透明度の違いもありますが少し暗くなっているように見えます。
残念なことに、この後梅雨入りしてしまうので撮影のチャンスがますます少なくなります。
 
2004年06月03日
20時04分〜20時32分
L=30sx40,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−12度
  光度:6.4等
  
再び夕空に回ったリニア彗星を撮影できました。
うみへび座の中程にいます。
撮影時の高度は18度〜14度でしたが低空まで透明度も良く、尾も何とか写りました。
しかしこの明るさでは、今後平地での撮影は厳しくなります。
 
2004年05月03日
03時57分〜04時04分
L=30sx7,R=30s,G=30s,B=30s
冷却温度−12度
  光度:3.2等
  
朝方に回ったリニア彗星をようやくまともに撮影できました。
撮影時の高度は7度足らずですが、透明度がわりと良かったので細い尾もかろうじて写りました。
当初の予想光度より少し落ちていますが、地球最接近に向けて明るくなって欲しいものです。
リニア彗星はこの後ますます高度を下げて行くので5月下旬の夕空まで見納めとなります。
 
2004年02月18日
18時52分〜19時19分
L=1mx20,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−20度
  光度:7.9等
  
前回の撮影から約3ヶ月ぶりでリニア彗星を撮影しました。
現在ペガスス座を移動中です。
BORG 76EDにて撮影しましたが、この焦点距離では尾はまだ短くかわいい印象です。
今後大彗星になってくれることが楽しみです。

視野の長辺は約70′です。
 
2003年11月02日
23時44分〜24時16分
L=1mx15,R=2m,G=2m,B=2m
冷却温度−15度
  光度:10等  
2002年10月にアメリカ・リンカーン研究所のリニアプロジェクトLINEAR:Lincoln-Laboratory Near Earth Asterid)のチームが発見した彗星で、来春肉眼彗星になることが予想されているC/2002 T7を初撮影しました。
現在ぎょしゃ座とペルセウス座の境界を移動中です。
まだ尾はほとんど確認できませんが、しっかりした楕円形のコマは十分な明るさがあり大彗星への期待が高まります。

INTES ALTER-7(18cmマクストフカセグレンf1800mm)レデューサー使用(F6:f1080mm)
視野の長辺は約20′です。