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マックホルツ彗星
  
C/2004 Q2  Comet Machholz  
撮影データ共通
 
BORG 76ED(7.6cm屈折fl500mm)
レデューサー使用(F4.1:fl315mm)
ビットランBJ32L冷却CCDカメラ
Lビニング2×2、RGBビニング2×2
LPS−P1フィルター使用
モノクロ反転画像はこちら

2005年03月06日
20時33分〜21時18分
L=2mx18,R=2m,G=2m,B=2m
冷却温度−20度
  光度:6.4等
  
5日前の画像と比べて、透明度の差はありますがさらに暗くなっているように見えます。
ケフェウス座とキリン座の境界にあり、北極星に約5度まで近づきました。
 
2005年03月01日
21時25分〜22時08分
L=2mx16,R=2m,G=2m,B=2m
冷却温度−20度
  光度:6.2等
  
久々に晴れたので撮影してみました。
ケフェウス座に入り周極星となり、一晩中見ることができます。
かなり暗くなりましたが、イオンテイルはまだ活発なようです。

 
2005年01月28日
20時10分〜20時46分
L=1mx30,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−20度
  光度:4.7等
  
カシオペア座に入り二重星団近くを北上中です。
透明度が良かったことと月が低空だったため、前回よりイオンテイルが良く写りました。
 
2005年01月23日
20時28分〜21時05分
L=1mx30,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−20度
  光度:4.4等
  
十分な光度を保ったままペルセウス座を北上中です。近日点通過直前でした。
久々に晴れたので満月近くの月明かりがありましたが撮影してみました。
かろうじて細いイオンテイルが写りました。

 
2005年01月06日
20時11分〜20時37分
L=1mx20,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−20度
  光度:4.1等
  
現在地球最接近を過ぎたところでおうし座のM45のすぐ近くを北上中です。
この1ヶ月近く天候に恵まれず、わずかの晴れ間にようやく撮影できました。
順調に増光して肉眼彗星となりました。
イオンテイルも激しく変化しています。
 
2004年12月13日
22時13分〜22時55分
L=2mx16,R=2m,G=2m,B=2m
冷却温度−20度
  光度:5.3等
  
現在エリダヌス座を北上中です。
予想光度より明るく感じます。
12月とは思えない良い天気が続いているおかげでマックホルツを撮影できています。
アングルを変えて撮影してみましたが、思ったほど尾が長く写りませんでした。
イオンテイルがV字状に分かれています。またコマは西側がふくらんでいるように見えます。
 
2004年12月09日
22時47分〜23時29分
L=2mx16,R=2m,G=2m,B=2m
冷却温度−20度
  光度:5.6等
  
現在エリダヌス座を北上中です。
高度も30度を超えて観測しやすくなってきました。
順調に増光中でイオンテイルの変化も激しくなっています。ねじれるようにイオンテイルが写野外まで伸びています。
 
2004年11月23日
02時28分〜03時10分
L=2mx16,R=2m,G=2m,B=2m
冷却温度−20度
  光度:6.7等
  
現在ちょうこくぐ座とはと座の境界を移動中です。
月が沈むのを待っていたため撮影時の高度は約20度〜16度でした。
前回より格段に明るくなり北西方向に伸びるイオンテイルがはっきりと分かります。
 
2004年11月09日
01時49分〜02時30分
L=2mx16,R=2m,G=2m,B=2m
冷却温度−15度
  光度:7.6等
  
アメリカ・カリフォルニア州に住むコメットハンター マックホルツさん(Machholz, D.E.)が、2004年8月27日に、15cm望遠鏡での捜索中に発見した新彗星です。
近日点通過は2005年1月24日ですので今後の変化が楽しみな彗星です。
現在はと座を移動中です。南中するのを待って撮影しましたが、それでも撮影時の高度は約23度でした。大きなコマと短く広がった尾が見えます。