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ブラッドフィールド彗星
  
C/2004 F4  Comet Bradfield  
撮影データ共通
 
BORG 76ED(7.6cm屈折fl500mm)
レデューサー使用(F4.1:fl315mm)
ビットランBJ32L冷却CCDカメラ
Lビニング2×2、RGBビニング2×2
LPS−P1フィルター使用
モノクロ反転画像はこちら

2004年05月06日
03時45分〜03時59分
L=1mx8,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−20度
  光度:7.5等
  
撮影開始が遅くなり薄明がだいぶ進んでしまいました。
3日前と比べると明らかに暗くなり、尾も短くなりました。
今後急激に暗くなっていくものと思われます。
 
2004年05月03日
03時41分〜03時55分
L=1mx10,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−12度
  光度:6.8等
  
撮影時の高度も12度〜14度と上がってきて撮影しやすくなってきました。
3日前の画像と比較するとダストテイルよりもイオンテイルが目立つようになってきました。
一直線に伸びたイオンテイルが印象的です。
7X50双眼鏡ではコマの小さい彗星像が確認できました。
 
2004年04月30日
03時40分〜03時56分
L=1mx8,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−20度
  光度:6.0等
  
昨日に比べるとやや透明度が落ちました。
透明度による写りの違いはありますが、2日間のイオンテイルの変化の様子が良く分かります。



 
2004年04月29日
03時41分〜03時55分
L=1mx8,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−20度
  光度:5.7等
  
オーストラリア在住の彗星捜索家ブラッドフィールド(W.A. Bradfield)さんが3月23日と24日に眼視捜索により、発見した彗星です。
ようやく透明度の良い天候に恵まれて撮影することが出来ました。
現在うお座移動中で、明け方の東の空に見えます。
撮影時の高度は10度〜12度でしたが、低空まで透明度が良かったため幅広のダストテイルの中をイオンテイルが変化しながら伸びているのが分かります。