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スワン彗星
  
C/2006 M4  Comet SWAN  
撮影データ共通
 
BORG 76ED(7.6cm屈折fl500mm)
レデューサー使用(F4.1:fl315mm)
ビットランBJ32L冷却CCDカメラ
Lビニング2×2、RGBビニング2×2
LPS−P1フィルター使用
モノクロ画像はこちら

2006年11月08日
19時05分〜19時44分
L=1mx30,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−15度
  光度: 6.8等  
この日は久しぶりに透明度が良くなりました。
少し暗くなりましたが、尾もイオン、ダストともまだしっかり見えています。
ヘルクレス座を移動中です。
2006年11月03日
18時10分〜18時46分
L=1mx30,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−15度
  光度: 6.0等  
4日前に比べると少し暗くなりましたが、イオンテイルが変化しながら伸びています。またコマから北側に伸びるダストテイルも目立つようになりました。月齢12の月明かりのため写りはあまりよくありません。
ヘルクレス座を移動中です。
2006年10月30日
18時46分〜19時12分
L=1mx20,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−15度
  光度: 5.6等  
10/24頃バーストを起こし急増光して4等級台になったようです。
久々の肉眼彗星となりました。ようやく撮影できましたが地上光と透明度の悪さで写りは今ひとつです。
光度は少し落ちたようですが21日に比べると明らかに明るくまたイオンテイルも激しく伸びています。
ヘルクレス座のM13の近くを移動中です。
2006年10月21日
18時28分〜19時04分
L=1mx30,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−15度
  光度:6.3等  
6日前に比べると撮影時の高度も25度前後と上がり、尾もしっかりと写るようになりました。
9/28に近日点を通過していますので、このあと徐々に暗くはなりますが、高度が上がる分見易くなります。
うしかい座を移動中です。
2006年10月15日
18時30分〜18時46分
L=30sx20,R=30s,G=30s,B=30s
冷却温度−15度
  光度:7.4等  
アメリカのR. D. Matson氏とオーストラリアのM. Mattiazzo氏がそれぞれ独立に今年6月に発見した彗星です。二人によって、6月下旬以降のSWAN画像内で太陽に近い位置に淡く写っている移動天体として発見されました。
夕空に見ることができるようになりました。
撮影時の高度は20度前後ですが、地上光の影響で写りはよくありませんでした。
尾がかすかに北側に見えるような気もしますがはっきりとは確認できません。
今後高度も上がって条件が良くなるので継続的に撮影していきたいものです。