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マックノート彗星
  
C/2009 R1  Comet McNaught  
撮影データ共通
 
BORG 76ED(7.6cm屈折fl500mm)
レデューサー使用(F4.1:fl315mm)
ビットランBJ-32L冷却CCDカメラ
Lビニング2×2、RGBビニング2×2
LPS−P1フィルター使用
モノクロ画像はこちら

2010年06月17日
03時07分〜03時22分(L)
03時24分〜03時28分(RGB)
L=1mx15,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−12度
  光度:約5〜5.5等  
この日は梅雨の晴れ間でしたが、あいにく雲が多く写りはあまり良くありません。
6/12に比べてイオンテイルの形が変わり、またコマの大きさも小さくなってより集光が強くなった感じです。このあと次第に高度が下がり、6月末には夕空の超低空に現れますが、観測はかなり厳しいでしょう。
2010年06月12日
03時01分〜03時18分(L)
03時20分〜03時24分(RGB)
L=1mx16,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−12度
  光度:約5〜6等  
この日は透明度があまりよくなかったせいもありますが、6/6よりかなり暗く感じました。イオンテイルは少しおとなしくなりましたが、長く伸びています。
現在ペルセウス座にいて、6月下旬には2〜3等級になると期待されていますが、この先梅雨入りでなかなか晴れそうにありません。
2010年06月06日
03時00分〜03時19分(L)
03時20分〜03時24分(RGB)
L=1mx18,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−15度
  光度:約5.5等  
6/4と比較すると条件の違いはありますが、わずか2日間でかなり増光しています。
バーストしたのかもしれません。
イオンテイルが激しく蛇行しながら吹き出しているのがわかります。
今後の変化が大変楽しみです。
2010年06月04日
03時22分〜03時31分(L)
03時18分〜03時21分(RGB)
L=1mx8,R=1m,G=1m,B=1m
冷却温度−15度
  光度:約6.4等  
2009年9月にオーストラリアの天文学者マックノート氏が発見した彗星 です。
久々の肉眼彗星になると期待されています。
現在明け方の北東の空のアンドロメダ座にいて、順調に明るくなっています。
6月下旬ころまで明け方に見えます。
撮影時刻が遅くなりL画像を十分撮影できませんでしたが、イオンテイル、ダストテイルとも伸びているのが確認できます。