紫金山-アトラス彗星
  
C/2023 A3
 Comet Tsuchinshan-ATLAS  
撮影データ共通
 
Orion ED80T CF fl.480mm F6
TeleVue 0.8x Reducer/Flattener fl.384mm F4.8
OPTOLONG CLS-CCD Filter
EOS 6D HKIR改造
RStacker ダーク、フラット補正
Stellaimage8,9 コンポジット、階調処理

2024年10月20日
18時47分〜50分
ISO-3200
Stellaimage9でRAW現像
露出15秒x10枚コンポジット(メトカーフ)
N↑
光度:約3.5等〜4等
夕暮れになるにしたがって雲が取れてきて、1週間ぶりにまともに晴れました。
彗星は急激に暗くなっていて肉眼では分かりづらかったです。
その反面高度が高くなり、月明かりの影響もなくなり露出を十分にかけられるようになったので、長いダストテイルを捉えることが出来ました。またコマ前方にアンチテイルが伸びているのも分かります。
撮影時の彗星の高度は約20度でした。
北が上のノートリミング画像です。
大きい画像はこちらです。(Large image is here)

また地上が水平になるように回転した画像はこちらです。
2024年10月16日
18時50分〜51分
ISO-3200
CANON DPP4でRAW現像
露出2秒x2枚コンポジット(加算平均)
CANON EF28-105mm 105mmF4.5で撮影
(この日の画像のみカメラレンズ)
光度:約2.5等〜3等
この日は西の低空に薄雲もあり、自宅から少し離れた川岸まで移動して、カメラレンズにて固定撮影しました。
西側には工場や道路照明等もありかなり明るいです。
彗星は12日の地球最接近から4日経ち透明度の差はありますが、だいぶ暗くなった印象でした。
地平が水平のノートリミング画像です。

大きい画像はこちらです。(Large image is here)

28mmでの広角画像はこちらです。(18時42分,露出1秒x2枚)
2024年10月14日
18時39分〜41分
ISO-3200
Stellaimage9でRAW現像
露出4秒x10枚コンポジット(加算平均)
N↑
光度:0〜1等
この日は夕方にかけて雲が出てきて半ばあきらめていましたが、雲の間から時々顔を出すような状況でした。
雲が邪魔ですが、昨日同様明るく、長い尾に成長した大彗星の姿です。
北が上のノートリミング画像です。

大きい画像はこちらです。(Large image is here)

また地上が水平になるように回転した画像はこちらです
2024年10月13日
18時20分
ISO-3200
Stellaimage9でRAW現像
露出3.2秒x10枚コンポジット(加算平均)
N↑
光度:0等前後
夕方の西空に再び姿を現した紫金山-アトラス彗星を観測できました。
予想を大きく上回る増光をしていて、長い尾がほぼ垂直に立ち上がる様子を肉眼でもはっきりと見ることが出来ました。
これほど明るい彗星を見るのは今世紀に入って初めてかも知れません。
透明度は良かったのですが、地上光と月齢10の影響を受けました。撮影時の彗星の高度は約5度でした。
北が上のノートリミング画像です。
(視野角は約5.5°x3.5°)
大きい画像はこちらです。(Large image is here)

また地上が水平になるように回転した画像はこちらです。
2024年10月01日
05時05分
ISO-3200
CANON DPP4でRAW現像
露出2秒x2枚コンポジット 
光度:約2.5等 
2枚目から40秒後の5時5分、さらに空が明るくなり
流石にこの明るさでは肉眼では彗星は確認できませんでしたが、7x50双眼鏡では明るいコマと幅広のダストの尾もはっきりと分かりました。
光度も2等台のようですが、この先しばらくは観測できません。
この後10月中以降の夕方の西空で再び観測できそうなので、期待が持てます。
大きい画像はこちらです。(Large image is here)

また元画像はこちらです。(Original image is here)
2024年10月01日
05時04分
ISO-3200
CANON DPP4でRAW現像
露出2秒 
光度:約2.5等 
1枚目の画像から30秒後の5時4分、やっと彗星本体が姿を見せました。この時の彗星の高度は約6度です。
薄明がかなり進んだこの低空を考えると、彗星は当初の予報よりも明るくなっているようです。
透明度が良かったのもラッキーでした。

大きい画像はこちらです。(Large image is here)
2024年10月01日
05時03分
ISO-3200
CANON DPP4でRAW現像
露出2秒
光度:約2.5等 
久々の肉眼彗星ということで話題の紫金山-アトラス彗星 C/2023 A3ですが、無事に9月27日の近日点を通過しました。
10月1日自宅観測所からは東側に小高い丘があるために条件は良くありませんでしたが、かろうじて撮影できました。
まず1枚目は薄明開始から40分経ち、大分空が明るくなってきた5時3分にようやく彗星の尾が見えてきました。
元画像は北が上のため、地上が水平になるように回転しかつ画像は40%にトリミングしています。
また彗星が分かりやすいように、コントラストをかなり上げているので、空は暗く見えます。
大きい画像はこちらです。(Large image is here)