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シュワスマン・ワハマン第3彗星
  
0073P  Comet Schwassmann-Wachmann 3  
撮影データ共通
 
BORG 76ED(7.6cm屈折fl500mm)
レデューサー使用(F4.1:fl315mm)
ビットランBJ32L冷却CCDカメラ
Lビニング2×2、RGBビニング2×2
LPS−P1フィルター使用
モノクロ反転画像はこちら       ALTER-7による画像はこちら   

2006年05月04日
23時22分〜23時46分
L=2mx8,R=2m,G=2m,B=2m
冷却温度−12度
  B核 光度:7.1等  
昨日に比べて月明かりと透明度があまりよくないため、尾の写りも今ひとつです。
予報よりもかなり明るくなっているようです。
2006年05月04日
23時50分〜24時14分
L=2mx8,R=2m,G=2m,B=2m
冷却温度−12度
  C核 光度:5.2等  
この後は月明かりがあるため淡い尾を撮影するのは難しそうです。
2006年05月03日
23時58分〜24時21分
L=2mx8,R=2m,G=2m,B=2m
冷却温度−15度
  B核 光度:7.3等  
5日前に比べると格段に明るくなってきました。
また地球に接近しているため移動速度も早くなって来ました。現在ヘルクレス座に移ってきました。
2006年05月03日
24時29分〜24時53分
L=2mx8,R=2m,G=2m,B=2m
冷却温度−15度
  C核 光度:5.3等  
C核もかなり明るくなってきました。
双眼鏡でも尾があるのが分かりました。
B核と同じく現在ヘルクレス座に移ってきました。
2006年04月28日
23時43分〜24時07分
L=2mx8,R=2m,G=2m,B=2m
冷却温度−15度
  B核 光度:8.1等  
予報より明るく、3日前に比べるとかなり増光しているのがわかります。
バーストを起こしたようで右下にイオンテイルが伸びている様子も分かります。
2006年04月28日
24時13分〜24時36分
L=2mx8,R=2m,G=2m,B=2m
冷却温度−15度
  C核 光度:6.1等  
この時期にしては透明度はまずまずでした。
C核も順調に増光しているようです。
彗星の左側の恒星は4.8等ですからかなり明るい様子が分かります。
2006年04月25日
23時16分〜23時43分
L=3mx5,R=3m,G=3m,B=3m
冷却温度−15度
  B核 光度:8.6等  
1930年にドイツでシュワスマン氏とワハマン氏によって発見された彗星です。
周期5.4年の短周期彗星ですが、発見後長い間行方がわからなくなっていました。
1995年の接近時にバーストを起こし、彗星核がいくつもに分裂しました。
2006年に76年ぶりに地球に最接近します。
4月は天候が悪くようやく撮影できました。
こちらがB核でダストの尾が激しく出ているのがわかります。
2006年04月25日
23時48分〜24時14分
L=3mx5,R=3m,G=3m,B=3m
冷却温度−15度
  C核 光度:6.6等  
こちらがC核です。B核に比べてかなり明るく、5月に肉眼彗星になることが期待されています。
現在B核と同じくかんむり座を移動中です。