火星
  
太陽系第4惑星  Mars   
撮影データ共通
 ↓N
INTES ALTER-7(18cmマクストフカセグレンf1800mm)
VIXEN SP-DX赤道儀
Imaging Source社 DFK21AU04 カラーCCDカメラ
フレームレート 30フレーム/sec
カサイ 2.5xバローレンズにて撮影
Registax5.1、ステライメージ7にて画像処理
原版を150%拡大 

 

2016年8月11日
 19時24分
 1/38sec x 3600フレーム(120sec)
 1504フレームをスタック
  視直径:  12.0"
  光度 :  -0.6等
  中央経度: 309゚
  中央緯度: 11゚
   輝面比 0.86
さらに一段と小さくなってきました。
大シルチスがほぼ正面に見えています。そろそろ火星観望も終盤になりつつあります。
次回は2018年7月31日大接近となります。
光度 -2.8等 視直径 24.3" と今回の約1.3倍となりますが、高度は低かった今回よりさらに4〜5度低くなります。
2016年7月31日
 19時38分
 1/60sec x 3600フレーム(120sec)
 1002フレームをスタック
  視直径:  13.0"
  光度 :  -0.8等
  中央経度: 57゚
  中央緯度: 13゚
   輝面比 0.87
最接近から約2ヶ月経ち、かなり小さくかつ欠けてきました。それでも火星表面の模様はまだよく見えています。
2016年6月26日
 20時18分
 1/60sec x 3600フレーム(120sec)
 2437フレームをスタック
  視直径:  16.8"
  光度 :  -1.5等
  中央経度: 32゚
  中央緯度: 15゚
   輝面比 0.94
最接近から約1ヶ月経ち、やや小さく欠けてきました。梅雨の晴れ間に撮影することが出来ました。
まだ薄明が残る中でしたが、シーイングは結構安定していました。
5/20の画像とほぼ同じ位置です。
この一ヶ月の変化が分かります。
2016年6月14日
 21時50分
 1/60sec x 3600フレーム(120sec)
 1944フレームをスタック
  視直径:  18.0"
  光度 :  -1.8等
  中央経度: 162゚
  中央緯度: 14゚
   輝面比 0.97
最接近から2週間経ち、次第に光度も落ちて視直径も若干ですが小さくなってきました。それに伴い模様の少ない位置に移動してきました。
2016年6月10日
 22時17分
 1/76sec x 3600フレーム(120sec)
 1544フレームをスタック
  視直径:  18.3"
  光度 :  -1.8等
  中央経度: 204゚
  中央緯度: 14゚
   輝面比 0.98
毎日ほぼ同じ時刻に観測していると、火星の自転で少しずつ模様が変わっていき飽きさせません。
2016年6月05日
 21時59分
 1/60sec x 3600フレーム(120sec)
 2152フレームをスタック
  視直径:  18.5"
  光度 :  -1.9等
  中央経度: 244゚
  中央緯度: 13゚
   輝面比 0.99

透明度は良くないものの、シーイングは良いように見えましたが、若干シャープさに欠ける画像になりました。
2016年6月02日
 22時06分
 1/76sec x 3600フレーム(120sec)
 1828フレームをスタック
  視直径:  18.6"
  光度 :  -2.0等
  中央経度: 272゚
  中央緯度: 13゚
   輝面比 0.99
この日は晴天となり透明度、シーイングとも良かったです。キンメリウムの海が左側から見えてきました。

2016年6月01日
 23時21分
 1/76sec x 3600フレーム(120sec)
 1811フレームをスタック
  視直径:  18.6"
  光度 :  -2.0等
  中央経度: 300゚
  中央緯度: 12゚
   輝面比 0.99
地球最接近の5/31は曇りで観測できませんでした。翌6/1も曇っていましたが、急に晴れてきたので急いで撮影しました。
雲が多いわりにはシーイングは悪くありませんでした。
大シルチスが正面に見えていて、最も火星らしい地形が見えています。

2016年5月28日
 21時54分
 1/60sec x 3600フレーム(120sec)
 2005フレームをスタック
  視直径:  18.6"
  光度 :  -2.0等
  中央経度: 314゚
  中央緯度: 12゚
   輝面比 1.00

久々に晴れてシーイングは比較的安定していました。約1週間ぶりの撮影となりました。
最接近まであと3日ですが、光度 、視直径とも今回の接近で最大となっています。
大シルチスが正面に見えてきました。

2016年5月22日
 22時30分
 1/60sec x 3600フレーム(120sec)
 2063フレームをスタック
  視直径:  18.4"
  光度 :  -2.1等
  中央経度: 15゚
  中央緯度: 10゚
   輝面比 1.00
火星が衝を迎え、5/31の最接近まで後一週間となりました。視直径 も18" を超えてきました。
南東の空に火星、アンタレス、土星、満月が並んで見えました。
シーイングは結構安定していました。
2016年5月20日
 22時29分
 1/60sec x 2000フレーム(67sec)
 1286フレームをスタック
  視直径:  18.3"
  光度 :  -2.0等
  中央経度: 33゚
  中央緯度: 10゚
   輝面比 1.00
この日は透明度が良くない分、シーイングはわりと安定していました。シーイングが安定すると細かい模様まで見えるようになります。
子午線の湾が見えてきました。

2016年5月18日
 22時31分
 1/76sec x 2000フレーム(67sec)
 1196フレームをスタック
  視直径:  18.1"
  光度 :  -2.0等
  中央経度: 51゚
  中央緯度: 10゚
   輝面比 1.00
徐々にシーイングが安定するようになってきました。また視直径も18"を超えてきました。
この日は透明度は良かったのですが、シーイングはそれほど良くありませんでした。
マルガリティフェルの湾、アキダリアの海が見えています。
2016年5月14日
 23時02分
 1/60sec x 2000フレーム(67sec)
 1062フレームをスタック
  視直径:  17.8"
  光度 :  -1.9等
  中央経度: 94゚
  中央緯度: 9゚
   輝面比 1.00
このところシーイングはなかなか安定しませんが、ようやく模様が見える位置に来ました。

2016年5月02日
 25時58分
 1/45sec x 1800フレーム(60sec)
 950フレームをスタック
  視直径:  16.3"
  光度 :  -1.5等
  中央経度: 243゚
  中央緯度: 7゚
   輝面比 0.98
5月31日に最接近を迎える火星を今期初めて撮影しました。今回は中接近になります。
この日は宵の口はシーイングは安定していたのですが、火星が南中するころにはシーイングはかなり悪化していました。
ぼけた画像になりましが、白いヘラスとかろうじて大シルチスが右側に見えているのが分かります。