火星
  
太陽系第4惑星  Mars   
撮影データ共通
 ↓N
INTES ALTER-7(18cmマクストフカセグレンf1800mm)
VIXEN SP-DX赤道儀
Imaging Source社 DFK21AU04 カラーCCDカメラ
フレームレート 30フレーム/sec
カサイ 2.5xバローレンズにて撮影
Registax5.1、ステライメージ7にて画像処理
原版を150%拡大 

 

2018年11月10日
 19時22分
 1/54sec x 3600フレーム(120sec)
 951フレームをスタック
  視直径:  11.0"
  光度 :  -0.4等
  中央経度 313゚
  中央緯度 -22゚
   輝面比 0.86
   高度 38゚
前回の撮影から3週間経ちかなり小さくなってきました。
この日は雲が多くシーイングも良く有りませんでしたが、ラストチャンスと思い撮影してみました。南極冠と大シルチスが見えています。
2018年10月21日
 19時41分
 1/60sec x 3600フレーム(120sec)
 1593フレームをスタック
  視直径:  13.0"
  光度 :  -0.8等
  中央経度 152゚
  中央緯度 -18゚
   輝面比 0.87
   高度 34゚
この2週間のあいだに、さらに小さくなってきました。模様が少ないエリアに入っていますし、シーイングもあまり良く無い日が続いています。そろそろ火星観測も終盤です。

2018年10月07日
 19時55分
 1/60sec x 3600フレーム(120sec)
 1834フレームをスタック
  視直径:  14.9"
  光度 :  -1.2等
  中央経度 289゚
  中央緯度 -15゚
   輝面比 0.88
   高度 32゚
条件が悪く久々の撮影でした。
視直径も15"以下となりさらに小さく、細くなってきました。
ただしシーイングは比較的安定していたので、小さくてもヘラスや大シルチスなどの模様がしっかり見えています。

2018年9月18日
 21時02分
 1/60sec x 3600フレーム(120sec)
 1434フレームをスタック
  視直径:  17.8"
  光度 :  -1.6等
  中央経度 125゚
  中央緯度 -12゚
   輝面比 0.90
   高度 29゚
しばらく天候が悪く3週間ぶりの撮影になりました。
視直径も18"を切り一気に小さく、細くなってしまいました。
シレーンの海あたりが見えていますが、この日はシーイングが安定せず、細かい模様も見えていません。

2018年8月29日
 21時12分
 1/76sec x 3600フレーム(120sec)
 2008フレームをスタック
  視直径:  21.3"
  光度 :  -2.2等
  中央経度 312゚
  中央緯度 -10゚
   輝面比 0.95
   高度 27゚
この日もシーイングは比較的安定していて、大シルチスが中央近くに見えています。
ようやく火星らしい姿が見られるようになりましたが、残念なことにこの先秋雨前線や台風の影響で天候が良くありません。
2018年8月26日
 20時51分
 1/76sec x 3600フレーム(120sec)
 2190フレームをスタック
  視直径:  21.8"
  光度 :  -2.3等
  中央経度 334゚
  中央緯度 -10゚
   輝面比 0.95
   高度 26゚
大接近から1ヶ月近く経ちましたが、ようやくダストストリームも収まり表面の模様や南極冠がはっきりと見えるようになってきました。
まだ光度 -2.3等 視直径も 21"以上ありますから、むしろこれからが観望のチャンスです。
シーイングも安定していてサバ人の湾から大シルチスが見えています。
2018年8月20日
 20時43分
 1/76sec x 3600フレーム(120sec)
 1458フレームをスタック
  視直径:  22.7"
  光度 :  -2.4等
  中央経度 27゚
  中央緯度 -9゚
   輝面比 0.97
   高度 24゚
この日は火星の高度が上がるにつれてシーイングが悪化していきました。少し高度が低かったこともあり、細かい模様が見えていません。
左側のサバ人の湾、子午線の湾から右側オーロラ湾あたりが見えています。
2018年8月11日
 22時02分
 1/76sec x 3600フレーム(120sec)
 1904フレームをスタック
  視直径:  23.8"
  光度 :  -2.6等
  中央経度: 127゚
  中央緯度: -10゚
   輝面比 0.98
   高度 26゚
しばらく天候も悪く一週間ぶりの撮影になりました。シーイングはそれ程良くはなかったのですが、模様がややはっきりと見えるようになってきました。ダストストリームが少し収まってきたのでしょうか。
シレーンの海から太陽湖あたりが見えています。
2018年8月4日
 22時29分
 1/76sec x 3600フレーム(120sec)
 1918フレームをスタック
  視直径:  24.2"
  光度 :  -2.7等
  中央経度: 195゚
  中央緯度: -10゚
   輝面比 0.99
   高度 26゚
最接近以降はあまり良いシーイングに巡り会えません。この日のシーイングも今ひとつでした。
2018年8月1日
 22時51分
 1/76sec x 3600フレーム(120sec)
 1771フレームをスタック
  視直径:  24.3"
  光度 :  -2.8等
  中央経度: 227゚
  中央緯度: -11゚
   輝面比 1.00
   高度 28゚
最接近の翌日はシーイングはわりと安定していました。
細かい模様が少し見えて来ました。
中央にキンメリア人の海が見えます。
2018年7月31日
 24時24分
 1/76sec x 3600フレーム(120sec)
 2050フレームをスタック
  視直径:  24.3"
  光度 :  -2.8等
  中央経度: 259゚
  中央緯度: -11゚
   輝面比 1.00
   高度 27゚
ついに7/31に最接近を迎えました。
少しずつ模様も見えてきましたが、ダストストリームの影響でまだまだ見づらい状況です。
この日は曇っていましたが、夜半前から晴れてきたので撮影しましたが、透明度・シーイングともよく有りませんでした。
2018年7月23日
 22時53分
 1/76sec x 3600フレーム(120sec)
 1650フレームをスタック
  視直径:  24.0"
  光度 :  -2.7等
  中央経度: 308゚
  中央緯度: -12゚
   輝面比 1.00
   高度 25゚
晴天が続いています。
ヘラスとその北側の大シルチスが少しはっきりと見えてきました。
2018年7月22日
 24時51分
 1/76sec x 3600フレーム(120sec)
 1912フレームをスタック
  視直径:  24.0"
  光度 :  -2.7等
  中央経度: 318゚
  中央緯度: -12゚
   輝面比 1.00
   高度 25゚
シーイングが安定する日が続いています。
視直径も24"となり大接近まであとわずかになりました。
大シルチスが左側から見えてきました。
2018年7月21日
 23時24分
 1/60sec x 3600フレーム(120sec)
 1984フレームをスタック
  視直径:  23.9"
  光度 :  -2.7等
  中央経度: 333゚
  中央緯度: -12゚
   輝面比 1.00
   高度 26゚
この日もシーイングは安定していました。
サバ人の湾か少しはっきりしてきました。またヘラスが見えてきました。
2018年7月19日
 24時51分
 1/60sec x 3600フレーム(120sec)
 1814フレームをスタック
  視直径:  23.7"
  光度 :  -2.7等
  中央経度: 12゚
  中央緯度: -12゚
   輝面比 1.00
   高度 29゚
シーイングは安定していましたが、模様が見づらい状態が続いています。
サバ人の湾らしきものが見えてきました。
2018年7月18日
 22時51分
 1/54sec x 3600フレーム(120sec)
 1817フレームをスタック
  視直径:  23.6"
  光度 :  -2.6等
  中央経度: 351゚
  中央緯度: -12゚
   輝面比 0.99
   高度 23゚
この日は透明度があまりよくありませんでした。ダストストリームも少し収まってきて模様が徐々に見えるようになってきました。
2018年7月15日
 23時10分
 1/60sec x 3600フレーム(120sec)
 1375フレームをスタック
  視直径:  23.3"
  光度 :  -2.6等
  中央経度: 23゚
  中央緯度: -13゚
   輝面比 0.99
   高度 23゚
7月31日に最接近を迎える火星は今回15年ぶりの大接近となります。
現在はすでに十分な明るさと大きさになっていますが、残念ながら5/末に発生した大規模なダストストリーム(砂嵐)がほぼ火星全体を覆ってしまっていて、表面の模様が見えにくい状況です。この日は白い南極冠ははっきり認識できましたが、表面の模様はほとんどわからない状態でした。