火星
  
太陽系第4惑星  Mars   
撮影データ共通
 ↓N
INTES ALTER-7(18cmマクストフカセグレンf1800mm)
KASAIシュミカセ用マイクロフォーカス接眼部
VIXEN SP-DX赤道儀
ZWO ASI462MC ,UV IRカットフィルター
KASAI 2.5xバローレンズにて撮影
SharpCap 3.2, AutoStakkert2, Registax6
ステライメージ8にて画像処理

 

2022年12月12日
 19時00分〜03分
 Gain=200
 180sec/15.5msec  
 11569フレーム
 40%をスタック
  視直径:  16.8"
  光度 :   -1.8等
  輝面比 : 1.00
  中央経度 : 278゚
  中央緯度 : -6゚
この日は晴れたものの、2日前に比べるとシーイングは良くありませんでした。
大シルチスがほぼ中央に見えてますが、少しシャープさを欠いた画像になりました。
この時期当地での晴れ間はあまり期待でないため、晴れてくれるだけでも有難いです。
2022年12月10日
 21時42分〜44分
 Gain=210
 130sec/15.5msec  
 7748フレーム
 50%をスタック
  視直径:  16.9"
  光度 :   -1.8等
  輝面比 : 1.00
  中央経度 : 335゚
  中央緯度 : -6゚
12月8日の衝の2日後の火星です。
今月1日の最接近前後は天候が悪く、前回から約1か月ぶりの撮影となりました。
この日も僅かの晴れ間でした。準備中に雲が出てきてかろうじて2分余り撮影できました。シーイングは意外に安定していて、大シルチスからサバ人の湾が見えています。
2022年11月11日
 21時10分〜13分
 Gain=221
 180sec/15.5msec  
 11105フレーム
 50%をスタック
  視直径:  16.2"
  光度 :   -1.5等
  輝面比 : 0.96
  中央経度 : 224゚
  中央緯度 : 0゚
最接近まであと3週間となり、視直径も16"を超えてきました。
11月としてはシーイングは悪くなかったのですが、高度が26度と低かったので写りはあまり良くありません。中央にキンメリア人の海が見えています。

2022年11月08日
 21時42分〜45分
 Gain=221
 180sec/15.5msec  
 10734フレーム
 50%をスタック
  視直径:  15.8"
  光度 :   -1.4等
  輝面比 : 0.95
  中央経度 : 268゚
  中央緯度 : 0゚
皆既月食&天王星食を観測してから火星も撮影しました。大シルチスが右側に見えてきました。
高度がまだ30度程度でしたので、シーイングの影響で少しシャープさを欠いた画像になりました。

2022年11月02日
 21時37分〜40分
 Gain=221
 180sec/15.5msec  
 11580フレーム
 50%をスタック
  視直径:  15.3"
  光度 :   -1.3等
  輝面比 : 0.94
  中央経度 : 312゚
  中央緯度 : 1゚
高度がまだ23度と低かったのですが、大シルチスからサバ人の湾が見えていたので撮影してみました。
最接近まで1ヵ月となり視直径も15"を超えました。
シーイングが安定していたのでこの高度でも模様が良く分かります。

2022年10月26日
 23時46分〜49分
 Gain=221
 180sec/15.5msec  
 11312フレーム
 50%をスタック
  視直径:  14.5"
  光度 :   -1.1等
  輝面比 : 0.92
  中央経度 : 47゚
  中央緯度 : 1゚
この日もシーイングはあまりよくありませんでした。
撮影時高度は43度でした。
オーロラ湾から太陽湖あたりが見えています。
北極冠がはっきりとしてきました。
2022年10月20日
 23時12分〜15分
 Gain=221
 180sec/15.5msec  
 11200フレーム
 50%をスタック
  視直径:  13.9"
  光度 :   -1.0等
  輝面比 : 0.91
  中央経度 : 94゚
  中央緯度 : 1゚
この日は透明度は良いものの、風が強くまた高度も32度程度でシーイングも安定しませんでした。
太陽湖からシレーンの海あたりが見えています。北極冠も何とか分かります。
ダストストリームの影響はあまりなさそうです。
この20日間で2"近く大きくなりました。
2022年10月01日
 24時11分〜12分
 Gain=260
 80sec/15.5msec  
 4972フレーム
 50%をスタック
  視直径:  12.0"
  光度 :   -0.6等
  輝面比 : 0.88
  中央経度 : 285゚
  中央緯度 : -1゚
今年12月1日に最接近を迎える火星を初撮影しました。最接近時の視直径は約17.2",-1.9等で今回は中接近となります。12月8日が衝ですが、当地では晴れる確率が低いです。高度がまだ32度と低く、シーイングもよくなかったのですが、大シルチスが辛うじて見えています。残念なことに9月下旬に大規模なダストストリームが発生しているようです。