Close
天王星
  
太陽系第7惑星   
Uranus
  
視直径:3.6″ 光度:5.8等 

撮影メモ やぎ座を東から西に逆行中の天王星の3日間の動きを合成してみました。
近くに月がありコントラストが良くありませんが、天王星の移動と衛星の動きが分かります。
衛星を撮影するため天王星本体は露出オーバーとなっているので視直径が肥大しています。
本体に近い衛星はその光芒のなかにうずもれてしまっています。
14、16日は3個しか見えていませんが、17日は4個の衛星がそれぞれの軌道を動いていく様子が分かります。17日の天王星の北側にある星は衛星ではなく恒星14.2等です。
また一番内側の衛星ミランダ15.8等を撮影するにはもう少し大口径の望遠鏡が必要なようです。
中心部分をトリミングしました。(拡大率は1倍)
衛星が分かりやすいようにアンシャープマスク処理画像と入れ替えました。
9月に撮影した画像はこちらです
撮影データ INTES ALTER-7(18cmマクストフカセグレンf1800mm)
レデューサー使用(F6:f1080mm)
ビットランBJ32L冷却CCDカメラ
Lビニングなし、RGBビニング2×2、冷却温度−12度、−15度
L=1mx6,R=1m,G=1m,B=1m (LPS−P1フィルター)
撮影日:2002年10月14日22時12分〜22時38分
      2002年10月16日22時23分〜22時39分
      2002年10月17日22時06分〜22時25分