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木星
  
太陽系第5惑星  Jupiter  
撮影データ共通
 ↓N
INTES ALTER-7(18cmマクストフカセグレンf1800mm)
Philips社 ToUcam Pro Webカメラ
フレームレート 15フレーム/sec
カサイ 2.5xバローレンズにて撮影(赤外カットフィルター使用)
Registax5.1、ステライメージ4にて画像処理

2010年12月01日
 20時36分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 634フレームをスタック
  視直径:  42.7"
  光度 :  -2.6等
  中央経度:121゚(I)277゚(U) 139゚(V))
  中央緯度: 2゚
11/9に現在消失中の南赤道縞(SEB)復活の兆しとなる白斑が発見され、その後南赤道縞攪乱発生しました。
この日はシーイングは良くないものの、発生から約3週間経ち攪乱の暗斑が左端まで連なっている様子が分かります。
今後次第に南赤道縞が復活していくようです。
2010年11月06日
 20時42分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 738フレームをスタック
  視直径:  46.2"
  光度 :  -2.7等
  中央経度:139゚(I)126゚(U) 341゚(V)
  中央緯度: 2゚
11月のこの時期としてはシーイングは安定していました。大赤斑(GRS)と中赤斑の位置はますます離れてきました。
視直径は少し小さくなりましたが、シーイングさえ安定していればまだまだ観望できます。
左側に見える衛星はイオ Io (I) 5.0等です。
2010年10月02日
 21時25分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 729フレームをスタック
  視直径:  49.5"
  光度 :  -2.9等
  中央経度:38゚(I)291゚(U) 137゚(V)
  中央緯度: 2゚
この日もシーイングはあまり良くありませんでしたが、木星面上ほぼ中央にいる衛星ガニメデ Ganymede (III):光度: 4.6等が木星本体端に大きな影を落としているのが目を引きました。

2010年10月01日
 21時44分
 1/33sec x 900フレーム(60sec)
 542フレームをスタック
  視直径:  49.6"
  光度 :  -2.9等
  中央経度:251゚(I)152゚(U) 358゚(V)
  中央緯度: 2゚
10月に入ってもシーイングが安定しません。大赤斑(GRS)が中央に見えています。
GRSの南側にあるほぼ円形の中赤斑の位置が8月に比べると移動している様子が分かります。

2010年09月25日
 24時02分
 1/33sec x 900フレーム(60sec)
 694フレームをスタック
  視直径:  49.8"
  光度 :  -2.9等
  中央経度:107゚(I)53゚(U) 257゚(V)
  中央緯度: 2゚
久々に晴れましたが、この日は透明度は良かったもののシーイングが安定しませんでした。
シャープさには欠けますが、9月22日の衝の直後ですので視直径は最大になっています。
右側の衛星はエウロパ Europa (II) 5.3等です。

2010年09月10日
 23時55分
 1/33sec x 900フレーム(60sec)
 790フレームをスタック
  視直径:  49.6"
  光度 :  -2.9等
  中央経度:252゚(I) 313゚(U) 153゚(V)
  中央緯度: 2゚
9月22日の衝に向けて視直径も50"近くになりました。シーイングはそれほど良くありませんでしたが、Registaxのおかけでシャープな画像が得られました。
木星を観測するには最適な季節になりました。

2010年09月05日
 22時57分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 734フレームをスタック
  視直径:  49.4"
  光度 :  -2.9等
  中央経度:147゚(I)246゚(U) 85゚(V)
  中央緯度: 2゚
9月に入っても猛暑が続いています。この日は透明度があまり良くありませんでした。左側の衛星はイオ Io (I)です。

2010年08月23日
 23時53分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 761フレームをスタック
  視直径:  48.4"
  光度 :  -2.8等
  中央経度:287゚(I)124゚(U) 320゚(V)
  中央緯度: 2゚
8月21日未明に、複数の日本のアマチュア天文家により木星への小天体衝突によるものと思われる閃光現象が観測され話題になりました。北赤道縞(NEB)の北側で閃光が観測されました。この画像は偶然その付近を撮影したものですが、痕跡は残らなかったようです。久々に安定したシーイングでした。

2010年08月10日
 00時26分
 1/33sec x 900フレーム(60sec)
 741フレームをスタック
  視直径:  46.8"
  光度 :  -2.8等
  中央経度:254゚(I) 199゚(U) 31゚(V)
  中央緯度: 2゚
深夜を過ぎると高度も40度となり、これから観望好機となりますが、この日は透明度は良かったもののシーイングはあまり良くありませんでした。
大赤斑(GRS)が左側に見えています。
2ヶ月前に比べ南赤道縞(SEB)の色が若干戻ってきたように見えます。
また大赤斑は昨年に比べて色が少し濃くなった気がします。

2010年06月12日
 04時02分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 704フレームをスタック
  視直径:  39.0"
  光度 :  -2.3等
  中央経度:68゚(I) 102゚(U) 278゚(V)
  中央緯度: 2゚
大赤斑(GRS)が右側に見えています。
通常はその下に南赤道縞(SEB)があるはずですが、淡化してしまいほとんど確認できません。
昨年の画像と比べるとよくわかります。
右側に見える衛星はイオ 5.0等です。
2010年06月04日
 04時01分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 686フレームをスタック
  視直径:  38.1"
  光度 :  -2.3等
  中央経度:245゚(I) 339゚(U) 153゚(V)
  中央緯度: 2゚
今年5月に入ってから木星の特徴である2本の縞のうち、南赤道縞(SEB)が消失しました。
およそ3年から15年の周期で赤道縞の消失(淡化)が起きるとされています。
明け方の東の空に上ってくるのを待って撮影しました。視直径はまだ30″台と小さいですが、木星面の変化を追ってみたいと思います。
左側に見える衛星はイオ 5.0等です。