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木星
  
太陽系第5惑星  Jupiter  
撮影データ共通
 ↓N
INTES ALTER-7(18cmマクストフカセグレンf1800mm)
Philips社 ToUcam Pro Webカメラ
フレームレート 15フレーム/sec
カサイ 2.5xバローレンズにて撮影(赤外カットフィルター使用)
Registax5.0、ステライメージ4にて画像処理

2009年09月06日
 21時13分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 716フレームをスタック
  視直径:  48.0"
  光度 :  -2.8等
  中央経度:248゚(I) 245゚(U) 347゚(V)
  中央緯度: 0゚
衝突痕を撮影しようと思って、高度が上がりシーイングが安定するのを待っていたところ、だいぶ西端にいってしまいました。8/17の画像と比べるとまた少し形が変わっているように見えます。
2009年09月05日
 22時18分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 710フレームをスタック
  視直径:  48.1"
  光度 :  -2.8等
  中央経度:130゚(I) 134゚(U) 236゚(V)
  中央緯度: 0゚
下の画像から約40分後の画像です。大赤斑(GRS)がほぼ中央に来ています。
GRS付近は昨年の画像と比べるとかなり異なっています。
2009年09月05日
 21時37分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 730フレームをスタック
  視直径:  48.1"
  光度 :  -2.8等
  中央経度:105゚(I) 109゚(U) 211゚(V)
  中央緯度: 0゚
この日も透明度が良い代わりにシーイングが安定しませんでした。多少画像が荒れていますが、大赤斑(GRS)付近の模様もよく見えています。
2009年08月25日
 24時50分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 731フレームをスタック
  視直径:  48.7"
  光度 :  -2.9等
  中央経度:285゚(I) 12゚(U) 111゚(V)
  中央緯度: 0゚
この日は透明度は良かったのですが、シーイングは安定しませんでた。写りも良くありませんが、木星本体の上にカリスト Callisto (IV) 5.7等の黒い影が出来ています。
シンチレーションの影響もあり、衛星本体よりかなり大きな影になっています。8/17の画像のカリストと比べるとよく分かります。
2009年08月17日
 23時57分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 745フレームをスタック
  視直径:  48.9"
  光度 :  -2.9等
  中央経度:68゚(I) 217゚(U) 314゚(V)
  中央緯度: 0゚
下の画像から約30分後の画像です。衝突痕がより見やすい位置に来ています。右側の衛星はカリスト Callisto (IV) 5.7等です。
2009年08月17日
 23時29分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 748フレームをスタック
  視直径:  48.9"
  光度 :  -2.9等
  中央経度:51゚(I) 200゚(U) 297゚(V)
  中央緯度: 0゚
木星の南極付近出来た衝突痕は7月19日にオーストラリアのアマチュア天文家が発見したもので、小さな彗星か隕石が衝突してできたのではないかと言われています。
衝突からほぼ1ヶ月たちだいぶ薄く広がってきたようです。
この日は透明度、シーイングとも今ひとつでしたが、衝突痕の存在が分かります。
15年前のシューメーカー・レビー彗星の衝突痕を思い出します。

2009年08月16日
 24時56分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 717フレームをスタック
  視直径:  48.9"
  光度 :  -2.9等
  中央経度:306゚(I) 102゚(U) 199゚(V)
  中央緯度: 0゚
下の画像から15分後の画像です。高度もやや下がり(36度)シーイングもやや悪化して来ました。
2009年08月16日
 24時41分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 743フレームをスタック
  視直径:  48.9"
  光度 :  -2.9等
  中央経度:297゚(I) 93゚(U) 189゚(V)
  中央緯度: 0゚
さらに約30分たちシーイングも安定してきて大赤斑(GRS)もよく見えています。
2009年08月16日
 24時16分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 802フレームをスタック
  視直径:  48.9"
  光度 :  -2.9等
  中央経度:282゚(I) 78゚(U) 174゚(V)
  中央緯度: 0゚
下の画像から約30分後画像です。大赤斑(GRS)が現れはじめました。
2009年08月16日
 23時50分
 1/25sec x 900フレーム(60sec)
 738フレームをスタック
  視直径:  48.9"
  光度 :  -2.9等
  中央経度:266゚(I) 62゚(U) 159゚(V)
  中央緯度: 0゚
7月に衝突痕が出来たことでも話題になっている木星ですが、梅雨明け後も天候が悪くようやく撮影することができました。
ただこの日は衝突痕が見える位置では有りませんでした。右側に見える衛星はエウロパ Europa (II) 5.3等です。

イオ Io (I)5.0等、ガニメデ Ganymede (III)4.6等が写っている画像はこちら。