Close
金星
  
太陽系第2惑星  Venus  
撮影データ共通
 
INTES ALTER-7(18cmマクストフカセグレンf1800mm)
ATM Masuyama10mmにて拡大撮影(コリメート方式)
ニコンデジタルカメラCOOLPIX E950
望遠側(35mm判換算115mm) XGA、FINE 
撮影時のバックは青空ですがコントラストを上げるためレベル調整しています。
金星の満ち欠けのスライドショーはこちらです。

2002年12月01日
  11時28分
  F=4.0、露出1/95秒(絞り優先)
  視直径: 44.1″
  光度 : −4.6等
  輝面比: 0.21
内合から1ヶ月後の金星です。
久々の晴天でシンチレーションはこの時期としては安定していました。
この1ヶ月で四日月位にまでなりました。
この後12/7日に最大光度ー4.7等となりしばらくは明けの明星として輝きます。
この画像では上がほぼ北です。
 
2002年10月31日
  12時26分
  F=4.0、露出1/45秒(絞り優先)
  視直径: 61.5″
  光度 : −3.8等
  輝面比: 0.00

内合1日後の金星です。
久しぶりの穏やかな晴天でしたがシーイングはあまり良くありませんでした。
太陽との離角は 僅か5°48′しかなくコントラストも低くなってしまいました。
太陽の光が直接差し込まないようにファインダーにも長いひさしを付けて、OAフィルター越しにかろうじて細い姿を確認できました。
コントラストが低いので32枚連写したうちの3枚をコンポジットしました。
この画像では上がほぼ北です。
 
2002年10月30日
  12時15分
  F=4.0、露出1/46秒(絞り優先)
  視直径: 61.4″
  光度 : −3.8等
  輝面比: 0.01
内合を迎えた金星です。
天候が悪く半ば諦めていましたが、運良くお昼の間だけに晴れました。
太陽との離角は 僅か6°21′しかなく、ファインダーでもかろうじて確認できました。
コントラストが低いので16枚連写したうちの3枚をコンポジットしました。
この画像では上がほぼ北です。
 
2002年10月26日
  09時33分
  F=4.0、露出1/57秒(絞り優先)
  視直径: 60.3″
  光度 : −4.1等
  輝面比: 0.02

天気予報は下り坂でしたので高度20度足らずでしたが午前中に撮影しました。
シンチレーションの影響で昨日の画像より太くなって見えます。
太陽との離角も約10゚となり撮影はかなり厳しくなってきました。
16枚連写したうちの3枚をコンポジットしました。
この画像では上がほぼ北です。
 
2002年10月25日
  12時10分
  F=4.0、露出1/88秒(絞り優先)
  視直径: 59.9″
  光度 : −4.1等
  輝面比: 0.02
透明度は良くシンチレーションも結構安定していました。
2日前の画像と比べると随分細くなったように見えますが、こちらが本来の姿に近いと思います。
内合まであと5日となりファインダーでも青空の中に、大きく弧を描く糸の様に細い姿を確認できました。
16枚連写したうちの2枚をコンポジットしました。
 
2002年10月23日
  11時54分
  F=4.0、露出1/99秒(絞り優先)
  視直径: 58.9″
  光度 : −4.2等
  輝面比: 0.03
雲が多くシンチレーションは安定していませんでしたが透明度は良い方でした。
ファインダーでも細長く欠けた姿がはっきり分かりました。
上下対称ではなく上側の先端がより伸びているように見えます。
内合まであと一週間となり撮影はかなり厳しくなってきました。
コントラストが低いので16枚連写したうちの3枚をコンポジットしました。
 
2002年10月15日
  12時38分
  F=4.0、露出1/156秒(絞り優先)
  視直径: 53.6″
  光度 : −4.4等
  輝面比: 0.09
透明度が今ひとつで風の強い日でした。
はたしてどこまで写るかと思いましたが、シンチレーションはわりと安定していました。そのおかけで先端部分まで細く尖った金星を撮影できました。
コントラストが低いので16枚連写したうちの4枚をコンポジットしました。
 
2002年10月11日
  12時08分
  F=4.0、露出1/71秒(絞り優先)
  視直径: 50.4″
  光度 : −4.5等
  輝面比: 0.13
透明度が良い代わりにシーイングはあまり良くありませんでした。ファインダーでも三日月状になっているのがはっきりと見えました。
視直径も50秒を超え、このあと30日の内合に向けて先端がますます細くなります。
2枚コンポジットすることで滑らかな画像となりました。
 
2002年10月02日
  13時52分
  F=4.0、露出1/94秒(絞り優先)
  視直径: 43.7″
  光度 : −4.6等
  輝面比: 0.21
台風通過後の青空でしたが、薄雲があり透明度は良くありませんでした。その代わりシンチレーションはわりと安定していました。
輝面比が徐々に小さくなってきたので透明度が悪いと昼間の撮影ではコントラストが低くなってしまいます。
コントラストが低いので2枚コンポジットしました。
 
2002年9月24日
  13時04分
  F=4.0、露出1/73秒(絞り優先)
  視直径: 38.3″
  光度 : −4.6等
  輝面比: 0.27
雲が多い日でしたが、どうにか撮影できました。
東方最大離角以降この一ヶ月でみるみる大きく、欠けてきました。
この後9/26日に最大光度(−4.6等)となります。
 
2002年9月21日
  13時14分
  F=4.0、露出1/98秒(絞り優先)
  視直径: 36.6″
  光度 : −4.6等
  輝面比: 0.30
午後から薄雲が出てきて、シーイングはあまり良くありませんでした。
2日前に比べてさらに細長くなっています。
 
2002年9月19日
  13時44分
  F=4.0、露出1/65秒(絞り優先)
  視直径: 35.5″
  光度 : −4.6等
  輝面比: 0.31
しばらく晴天がなく10日ぶりの撮影となりました。透明度、シーイングとも良く欠け際もシャープに写りました。
10日間でこれだけ変化しました。
 
2002年9月09日
  16時56分
  F=4.0、露出1/55秒(絞り優先)
  視直径: 30.6″
  光度 : −4.5等
  輝面比: 0.38
撮影が夕方になってしまい、シーイングが悪く縁がいびつになってしまいました。
やはり昼間撮影しないと良い画像が得られません。
 
2002年9月01日
  14時03分
  F=4.0、露出1/39秒(絞り優先)
  視直径: 27.5″
  光度 : −4.4等
  輝面比: 0.43
薄雲がありシーイングはあまり良くありませんでしたが、結構シャープに写りました。
欠け際は均一ではなく少しでこぼこしている様子が分かります。
肉眼でも以外にはっきり見ることが出来ました。薄雲で目のピントを合わせると青空の中にポツンと輝く白い点に見えました。
 
2002年8月29日
  13時43分
  F=4.0、露出1/68秒(絞り優先)
  視直径: 26.5″
  光度 : −4.4等
  輝面比: 0.45
シンチレーションのせいもありますが4日前と比べて明らかに大きくなっているのが分かります。
 
2002年8月25日
  14時04分
  F=4.0、露出1/69秒(絞り優先)
  視直径: 25.2″
  光度 : −4.4等
  輝面比: 0.47
半月に近い金星を日中に撮影しました。
見かけ上太陽から最も離れる東方最大離角の3日後でした。
ファインダーでは簡単に見つかりましたが、肉眼では確認できませんでした。
これから満ち欠けを連続的に撮影できたらと思います。